yukiyanagi’s blog

ほとけにハッとしてグゥの音も出ず

日本の仏教 ~我が実家の場合~

実家の父は今年80歳になる。終戦を8歳で迎えた父は、空襲にも遭っているし、焼夷弾が家のお風呂場に落ちたこともあるし、飛行機からの機関砲が飛び交う中、下校したこともある。 みずからの戦争体験を父の口から直接聞くとき、大抵はわたしのほうから「実際…

「同じことですがね」

Webで出逢ったblogなどを通じてハッとすることがあれば、その箇所を大抵コピペしてメモっておくタチなのですが、メモるのを忘れてはしまったものの、忘れようにも忘れられない、今でもハッキリと思い出せる文章がいくつかあります。そのうちのひとつ。どのサ…

禅への回帰。

なんと1年近くぶりの更新となります。自分でもびっくりするほどの「放置プレイ」です。 仏道実践をすすめていく中で、書きたいこと、書けることがまるで泡ぶくのようにどんどん消えていってしまいます。 書こうと思っても、それはもう終わっていることゆえ、…

苦行。

この「ウソだろ苦行」はしばらく続けていくしかなさそうです。

瞑想の先生

我が身を振り返ってみると、 「瞑想あるいは坐禅の手ほどきをぜひお願いしたい」 と素直に感じ、実際に継続してお世話になった先生方を思い浮かべるにつけ、 「(瞑想を教えている先生を見て)自分はこういうふうになりたいのか」 という問いかけを「おのず…

呼吸は「酸素ボンベ」

呼吸の瞑想は、酸素ボンベになってくれる。 酸素が行き届かない(ように見える)、悲しみの底でうずくまっている人のところまで行ける。

奇跡

「奇跡」的な現象の背後には必ず、数多のご縁が存在している。直接お会いしたことのないたくさんの方たちの知恵と経験、そして労力があってのこと。

待ち伏せ?

このちいさな、とてもちいさなことばに、こころが震えました。

湧き上がるものへの「信頼」

タイで出家された日本人僧侶プラユキ・ナラテボーさんに初めてお目にかかることのできた先日。このときいただいた神資料、じゃなくて「紙資料」をパラパラと見返していたら・・・ある箇所で、脳天をガツンとやられました。

瞑想は「種蒔き」

瞑想中、何かが自分にとってよきかたちでたった今、この瞬間にガラッと変わってくれることをいつの間にか求めていることがある。その挙句、たった今、この瞬間に何も変わってはいないことに静かにガッカリしていることもある。それって・・・

痛みを材料に・・・

数日前から、前歯茎あたりに、鈍い、じんじんくる痛みを感じています。 虫歯はないし、思い当たるフシも特になく。

ボスキャラ

禅宗の専門道場にて「接心」に初めて参加したときのこと。 斎座(昼食)にトマトが出ました。

パートタイムブッダ

ベトナム出身の禅僧ティク・ナット・ハンさん経由で知った言葉「パートタイムブッダ」。 いきなり「フルタイムブッダ」を目指すのもいいけれど、まずは「パートタイムブッダ」からはじめてみる。

ウォーキングメディテーション(歩行瞑想)

2週間に一度「マインドフルネス瞑想」の教室に通っています。

わたしが見ていたのは・・・

日本で生まれ育ったので当然といえば当然ですが、 わたしにとって「身近な仏教」といえば・・・

プラユキさんとの出逢い。

タイで出家された日本人僧侶プラユキ・ナラテボーさんから先日「チャルーン・サティ(手動瞑想)」をご指導いただく機会にめぐまれました。実はそれまで、プラユキさんの(お名前は存じておりましたが)ご著書に目を通したことはなく「前知識」が一切ない状…

受け入れる。

明日の仕事のことが頭をよぎり、ちょっと内側がザワザワする。そんなとき、自分にできることはザワザワから離れようとするのでもなくザワザワをなくそうとするのでもなくザワザワを紛らわせようとするのでもなくザワザワに乗っ取られるのでもなく「ザワザワ…

般若心経

般若心経。たった262文字だか276文字だかの、コンパクトなお経。ソラで唱えられたら・・・なにやら「ありがたい」感じがするし、実家の仏壇で手を合わせながら唱えることだって可能になるし、「自分、わかってる風」でカッコイイではないか。なんとヨコシマ…

はじめまして。

念子と申します。blog 用の名前を考えに考え抜いてみた結果、なんとも面白みの薄い「念子」にしか行き着けなかった、無念の念子でございます。 普段は「世を忍ぶ仮の姿」で過ごしておりますゆえ、 「実は仏教が好き」「好きを通り越してたぶんライフワーク化…