待ち伏せ?
実家の両親は、よく、地元産のお野菜を宅配便で届けてくれます。
荷物の中に、浄土真宗系の小冊子が入っていることもしばしば。
実家では月に一度、お坊さんがお経をあげに来てくださいます。
その際にいただく小冊子を(帰省時に)好んで熟読するのは、
子どもたちの中でわたしだけ。それを知ってのことだと思います。
届いたばかりの小冊子をパラパラめくっていると、
「日めくりカレンダー」の紹介ページが目にとまり・・・
このちいさな、とてもちいさなことばに、
こころが震えました。
「花から始まる花はない」
種を蒔かないと花は咲かない。
種があっても、蒔かれなければ、花が咲くことはない。
やっぱりこれでいいんだ。このまま種蒔きを続けていこう。
楽しみながら、種蒔きをしていこう。
そうあらためて思ったのが昨日のこと。
そして今日。
西新宿の高層ビルエリアで、昨日のお花と「再会」しました。
あたたかい陽射しを浴びて、輝くたんぽぽ。
「花から始まる花はない」
きっとたんぽぽは、忘れっぽいわたしのために、
このことをわざわざ教えにきてくれたのでしょう。
・・・なーんて言うと、年甲斐もなくメルヘン過ぎますが・・・
それでもほっこりとうれしい。ありがとう、Walking Dandelion。
・・・いや、あるいは・・・
もしかして「待ち伏せ」していたのか?
わかったつもりで実は何もわかっとらんボンクラ仏教徒へ向けて、
「仏道包囲網」絶賛発動中なのやもしれません。
なんだか、孫悟空みたいな気分になってきました・・・。